SAKAI展示会場
第四回 制作ノート「ロボ」

 今回の制作ノート公開は『ロボ』!21世紀を前にして、どうしても作っておきたかったその真相はいかに?!

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@主人公マーナは未来風とも70年代風ともとれるこんなイメージからはじまったが、出来上がってみると意外にも普通になっていた。

Aロボの第一案。最初から足の形が一緒なのはこの下からエアが出て微妙に浮いた状態で動くという設定だったため。

B結局採用したのはこの第3案だった。標準価格は12万8000円。

C充電は最初から考えていたが、信頼度はフレンドリー度として表示される予定だった。最低がタニンで最高がMAXである。

Dおなじみリアクションボタン。(おびえ)に×がしてあり(反省)に変更してあるが、(おびえ)をどう使おうとしたかは忘れてしまった。

memo この『ロボ』では、ツールのイベント容量の制限などで再現できなかったストーリーがある。そのストーリーを特別に紹介しよう! 21世紀のとあるマンション。マーナは買ったばかりのロボットを修理に出すのだが、その修理が完了するまでにロボセンターから代わりにマーナに預けられるのがプレイヤーである「ロボ」。いろいろとお世話をするなかでマーナからの信頼度も上がり、マーナとの思い出もできるのだが…。一週間後、修理を完了したロボセンターは、ロボを引き取りに来る。マーナがなおったロボットを歓迎する中で、ロボはとても悲しい気持ちになる。その感情を察知したマーナのロボットは、ロボに「ありがとう」という信号を送ってエンドロール。…という内容だった。このストーリーが再現できないとわかった時点でお蔵入りの可能性50%だったのだが、料理部分や一日の流れなど、半分以上のシステムが完成していたこともあって、どうしても公開したかった。そこで予定のストーリーや細かいイベントはないもののなんとか公開したのでした。



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TAKESHI SAKAI.